足の件(続き)
2010/11/12
ついに私はアメリカの腰の名医のところに受診しました。何とそこには、マリア・シャラポア選手も受診していました。彼女との再会は、フロリダのIMGであった以来の3年ぶりです。それはともかく、アメリカでもMRIの診断をして頂き特に腰には異常は無いとの事でした。しかし、ここからが違うのです。映像的に問題は無いが足に出ている症状の神経を辿ると最終的には腰にたどり着くと言うのです。その判断をするためには局所的なブロック注射を試みて、症状のもとを見つけ出すやり方をするそうです。それでも変化が無い場合は、足病専門医と整形外科での足の専門医(UCLA)を紹介して徹底的に足や脚を調べるそうです。しかし、不思議なもので私がこの足に悩んでから、同じような状態の患者様が来られて、私が施術をすると不思議なくらい良くなります。恐らく私自身色々な病院や治療院で診療を受けて、患者としての臨床を積んできた中で、体得した結果が私自身の施術で高成績を上げているのかもしれません。幸い私の施術所にはどこにも負けない程の多くの医療機器が備え付けられており、多角的に患者様にアプローチをかけることができます。そう言う点では今回の足の症状は私自身にとって、貴重な経験を積ませていただいています。しかし私は殆ど良くなりません。今後、続くアメリカでの検査と治療が楽しみです。しかし、今度は腰の骨に太い注射が待っています。トホ・・・(涙)次回のアメリカ体験談をお楽しみに。

私自身の足で学んでいること
2010/10/26
先週、アメリカに行ってきました。
実は、足の中足骨の痛みに悩んでいる私です。
え?足の専門家なのに?何故?と思われる方もいらっしゃると思います。
今年の夏に、あえて足を酷使させてみました。伊吹山登山から始まり、富士登山、最後には、北アルプスの奥穂高岳登山を相当速いペースで下りました。実は私の体重は、100kg近くあり、足にかかる負担は相当なものがあります。それをあえていろいろなメーカーの登山シューズを履き比べ、検証してみたのです。
やはりシューズによって、靴ずれができたり、爪がはがれたり、踵が痛くなったり、私のように中足骨が痛くなったりと、様々な現象が現れます。かと言って、全く何も起こらない素晴らしいシューズもあります。
ただ、検証の代償は大きく、今現在、歩くのもやっとの状態です。日本の各専門医にかかったところ、腰からの説、骨盤からの説、足のモートン病と様々な所見が出ます。私自身は、モートン病と睨んでいるのですが、1回目のモートン病の注射を打っても、今のところはっきりしません。国内にて腰のブロック注射をお願いしても、原因がはっきりしていないため、打ってもらえない。じゃ思い切ってアメリカへ行こうとなりました。アメリカは、足病医学が非常に発達している国です。しかし、その前に受診したのは、腰の専門医の整形外科クリニックです。
さてその続きは…次回!!

鈴木桂治選手現役続行宣言
2010/09/28
私が治療をしてきた柔道家で、最も人格者であるのが、鈴木選手かもしれません。
北京オリンピック以降、なかなか結果が出ない期間が続きました。体力限界説もささやかれていましたが、密かに私は「調子を戻す」と確信していました。
先日、開催された世界柔道柔道東京大会では、100kg超級で1回戦敗退というハプニングが起きましたが、無差別級では大変切れの良い技の連続で、結果は銅メダルではあったものの、金メダルに等しい動きと活躍をされていました。恐らくリネールと戦っても、良い試合をしたでしょう。
しかし、私が心配している事は、彼が大のサーフィン好きである事です。下肢のバイオメカニクスを研究している中で、柔道とサーフィンとでは使う筋肉や動きが異なるため、柔道に支障を来たすのではないか?と一人心配しています。一度彼には言ったのですが...。

頑張れ!鈴木選手!!どの柔道家(男子)よりも応援しています。

魁皇関の勝ち越し
2010/09/25
本日、魁皇関が勝ち越すことができました。
初めて魁皇関を診させていただいたのは、5年前にさかのぼります。
その当時から彼の怪我の深刻さは、他のオリンピック選手やプロのスポーツ選手と比較にならないほど、厳しい状態で、そんな中彼は相撲をとり続けておられました。
今場所は、元々の腰の障害に加えて、肩関節そして膝関節の重い怪我を耐える中で大変な取り組みが続いたと思います。
「満身創痍」ということはまさに、魁皇関のためにある言葉といっても過言ではありません。
今後は、出来る限り長く選手生命を送っていただきたいという思いと、その反面、毎場所の怪我を心配する思いから「早く終止符を打ってほしい」という思いも交錯しております。
しかし、通算最多勝の金字塔を成し遂げられて引退することができれば、記憶にも記録にも残る偉大な力士として土俵を後にできるのでは・・・と思い、そう願っております。
魁皇関が地元の九州場所はもちろんのこと、来年3月の大阪場所でも、活躍されていることを楽しみにしております。


柔道 塚田真希選手の件
2010/09/15
3年前、塚田真希さんと、塚田さんの大親友である現全日本コーチの薪谷 翠さんとともに、北海道知床岬の番屋にお世話になったことを思い出します。全日本の合宿が釧路であった時で、その帰りのつかの間のリフレッシュ期間でした。
その知床の番屋がある場所は、誰もが行ける所ではなく、まさに自然が手付かずの状態で、サーモン釣りや魚介類の捕獲、また番屋での生活は、お風呂は「五右衛門風呂」、飲料水は「川の水」、電気は「自家発電」などなど、普段の日常生活では味わえない二昔ほど前にタイムスリップをしたような経験ができました。
その中で、塚田さんの身体を治療することがありましたが「ひどい腰痛の持ち主」だという事を記憶しています。下肢の筋力低下が著しく、その時「下肢の筋肉トレーニングが必要だ」ということを促しました。その後、彼女は筋トレに励み、そして北京オリンピックでの(金メダルに等しい)銀メダルの獲得となりました。
彼女で一番に思うことは「いたって冷静に、そして客観的に自分を見ることができる素晴らしい選手」だという事です。その事が「ケガとの上手な付き合い方」そして「相手を冷静に分析する力」を養い、全日本での9連覇、アテネでの金メダル、そして北京での銀メダルにつながっているのだと思います。
今回、代表引退との事ですが、全日本10連覇を目指し、そしてその大会で、選手としての全てのピリオドを打たれるのでしょう。
「有終の美」で塚田さんが選手生活を終われる事を願っております。

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